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病んだ心に
2017年5月7日
恒 川 です。
ツツジの季節に入って来ました。
少し、ツツジの花が雨なんかで濡れた感じ、風情があって、いいですよね。
ゴールデンウイークも終わりですね。
長期連休最後の日 特に夜って嫌ですよね。
また明日から何時もの生活が始まると思うと、ナイーブな気持ちになる人もいるのではないでしょうか。
よく使われる心理療法の一つに、「認知行動療法」ってのがあります。
「認知療法」と「行動療法」という心理療法があって、それらを組み合わせた心理療法です。
ここでいう「認知」とは、「認知症」の認知とは違い、ものの見かた、考えかた の事をいいます。
認知の仕方は人それぞれ違います。
・ものごとを前向きに考えれる人、そうでない人。
・何時もは前向きに考えれるのだが、何かの原因でそれが出来なかったりする事がある
などあり、またその人の ものの見かた、考えかたの「くせ」があります。
認知行動療法とは、「気分的に落ち込みやすい考え方をする」、「ついつい、歪んだものの見方をしてしまう」人の
そういった「くせ」を変えていく心理療法です。
その心理療法の中に、「ホームワーク」があります。
その日の出来事を書き出し、その出来事に対し「思った事」、「どう対応したか」を書き出します。
日記みたいなものです。
自ら書き出す事により問題点も見えて来るし、行動の仕方のヒントにもなっていきます。
「気分的に落ち込みやすい考え方をする」、「ついつい、歪んだものの見方をしてしまう」って思われる方、
一度、これを試してみて下さい。
そこまで出来ないと思われる方は、
その日の出来事で、どんな小さな事でもいいので、楽しかった事、嬉しかった事を書き出してみて下さい。
書くだけでいいんですよ。
少しずつ、ものの見かた、考えかたが変わって来ると思います。
参考にして頂ければ幸いです。