夫婦・子供・家庭内の悩み相談は『INAZAWAカウンセリングROOM』。
夫婦関係(価値観・不倫・性生活等)子供について、家庭内・対人関係についての悩み事、御相談下さい。
愚痴聴きも歓迎します。
先ずは、お気軽にメールでお問合せ下さい。

  • 嫌がらせ

    2021年4月25日



    恒川です
    HPをご覧頂き有難う御座います
    電話でのお問い合せは、つながりにくい時がありますので、
    先ずは、お問い合せメールでご連絡して頂けると助かります。

    四月に入り、春本番になってきました
    寒くも暑くもなく、何かするにも良い季節ですね



    庭のツツジも満開を迎え、これでもか、って感じで咲き誇ってます
    今年はちょっと、暖かいのでしょうね
    いつもより、早い気がします

    春は、就職、進学、、又は何かを始めよう、という季節でもあり、
    新しい人付き合いが始まる時期でもあります
    人付き合いが苦手だって人には嫌な季節かも知れませんね
    人付き合いが苦手だという人の特徴で多いのは
    身構えてしまう事です
    重たい鎧(よろい)で身を守ってしまうからです
    では、なんで身構えてしまうのでしょう?
    それは、繊細な心の持ち主だからです
    でも、いつもそんな重たい鎧を着ていたら疲れますよね
    だからといって、丸裸でいろっていう訳でもありません

    少し考えてみて下さい
    親しい友人と話している時、重たい鎧を着て身構えているでしょうか?


    今回は、「嫌がらせ」についてです

    せっかく希望に満ちて、「さー、やるぞー」って思っているのに
    嫌がらせで、自分の心をへし折られるなんて辛すぎますよね
    自分では「嫌がらせなんて関係ない」って思われている方でも、いつ、その標的になるかは分かりません
    そうなった時の為にも今回、「嫌がらせ」について考えてみました

    ・嫌がらせをされる原因
    嫌がらせをされた場合、そもそも何故、嫌がらせをされるのか先ずは、嫌がらせをされる原因を
    探る事が解決の近道です
    その為には、嫌がらせをする相手の気持ちを知る事が必要です
    それが分かれば、これから自分がどの様に対応していけばいいか、道筋が見えてきます




    嫌がらせには2通りあります
    1つは、自分に全く非がない場合、もう1つは、自分にも原因がある場合です

    先ずは、自分に全く非がない場合からのお話しです

    ・嫌がらせをする人の特徴
    嫌がらせをする人には、特徴、また、その理由があります

    嫉妬深い  ー  他人が羨ましく思った時に正当な方法で勝負しない
             自分が負けたという事や、能力が劣っている事を認めたくない
             という気持ちから嫌がらせを行う
             勝負にこだわる負けず嫌いな人

    承認欲求  ー  承認欲求というのは、社会的地位や名声を得たい欲求の事で
    が強い      他人に認められたい、注目を浴びたいという欲求
             相手に舐められたくない、相手より上でいたい

    思い込み  ー  常に自分は悪くない、悪いのは相手
    が激しい     自分は相手の事を思っていて、それの押しつけ
    自分勝手     プライドが高く頑固   
             自分の感情が全てで、相手の気持ちを考える事
             が出来ない
             自分の世界に入り込んでいる

    過去の恨み ー  過去に受けた仕打ちを嫌がらせという形で行う

    等が挙げられます
               

    ・嫌がらせの対処法
    嫌がらせにも色んな嫌がらせがあります

    集団で無視、暴言や嫌み、陰口を言われる
    学校では、それに付け加え暴力、職場では、無理な仕事の押しつけ、パワハラ、セクハラ
    様々な方法で嫌がらせをしてきます

    嫌がらせに対し、感情的に反応するのは逆効果です
    相手の思うつぼです
    嫌がらせをする側からしたら、「嫌がらせを受けた人が感情的な反応、傷ついた姿を見る」それが目的です
    嫌がらせに対して、抵抗するような事があれば、更なる嫌がらせをする口実を得ようとするかも知れません

    先ずその場では、挑発に乗らず、冷静になりましょう
    暴言、陰口については、聞こえないふりして無視する事です



    要は、相手のレベルに合わせないことです
    次に、証拠を残しておき、相談が出来る人を探し相談する事です
    両親、親族、友人、又は学校であれば、相談窓口があるはずです
    学校で取り合ってもらえないのであれば、勇気を出して教育委員会に電話するのも良いでしょう
    いじめ、嫌がらせに対し、かなり敏感になってきている世の中です
    放っておくことはないと思います

    会社でしたら、総務、上司に相談してみて下さい
    企業にはハラスメント防止の義務があります
    最近よく聞く、パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)です

    肝心な事は、嫌がらせを受けて1人で悩まないことです
    これが大切なことです

    ネットで色々と調べるのも良いのですが、調べすぎて、どうして良いのか分からなくなる事は
    よくあることです
    恥ずかしく思うかも知れませんが、自分の為です
    悩んで苦しんで自分が潰れる前に、誰かに相談です
    きっと、解決策が出て来ます

    あと、少し勇気のある人でしたら、嫌がらせをする人が1人でいる時に
    嫌がらせをする原因を聞いてみるのもいいと思います
    聞かれた相手は、きっと、あたふたする事でしょう


    次に、自分にも原因がある場合です

    ・自分勝手な振る舞い
    自分ではそんなつもりではない、って思っている事でも人によって、捉え方は
    様々です
    自分では大した事ではないと思っている様な事でも周り又は、1個人からしてみれば
    社会的にずれている、おかしい、と思われる振る舞いをしていたり
    相手の立場、気持ちも考えずに発言や行動をする
    あと、挨拶をしない
    最近、多いですよね
    いくらコミュニケーションが苦手だっていっても
    挨拶は最低限のコミュニケーションであり、マナーでもあります

    これらの自分の行為が誰かを傷つけたり不愉快な気持ちにしているかも知れません

    ・疑心暗鬼
    思い込みです
    自分は周りから嫌がらせを受けている、嫌われていると勝手に決めつけている
    これ、よくあるケースです



    あとになって、
    「あっ、あれって、私への嫌がらせじゃなかったんだ」って気づくって事、たまにありませんか?

    これに気づく時っていうのは、ある程度、周りの人達とコミュニケーションが取れてきた後に
    気づく事、多いですよね


    話は最初に戻りますが、先ず、
    「嫌がらせをされる原因」
    これを知る事です
    知るって事は、誰かに聞いてみるって事です

    この時点で、誰かに相談している事にも?がります
    これを知る事で、自分に非がない、又は、本当は自分が原因だった、思い込みだった、って気づく事もあります

    一人で悩み込んでしまうと偏った考えになります
    「自分では、そんな事ない」って思っていても視野は狭くなってます

    新しい世界へ入っていく時は、今までとは違った何かしらの変化があるのは当然で、
    自分自身も変化していかないと、という気持ちも必要でしょうが
    自分が「嫌がらせを受けている、耐えられない」って思った時、自分自身だけで抱え込まず
    先ずは、素直に誰かに相談する事です

    参考にして頂ければ幸いです